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【山田屋】
ラーメン 580円
新宿区 西新宿 初台 町中華
初台と西新宿五丁目のちょうど間にある隠れた名町中華『山田屋』。以前、同店の名物「焼肉ライス」を紹介したが、実はここのラーメンが実においしそうで、以前から絶対食べてみようと思っていて、『永楽』で極上の天津飯をいただいた後に訪問。
山手通りを西新宿四丁目の交差点を新宿駅方面へしばし歩き路地を左折。「らーめん山田屋」の立て看板が見えたらそこが店。派手な看板も町中華にありがちな食品サンプルもない実に質素な店構え。だが、昼時は行列もできる隠れた人気店なのだ。
午後１時半ころに入店すると、この時間でも８割くらいの入りで、厨房ではご主人が忙しそうに中華鍋を振る。サポートは奥様と、お母さま？ カラダの悪そうな初代はテレビの前で車いすに座っている。町中華ではありがちな家族経営の店。
空いていたカウンター席に座り、ラーメンを注文。
ご主人に注文が通る。
カウンター７席に四人掛けのテーブル席３つの店内。
カウンター頭上には手書きのメニューがずらりと並ぶ。一番人気は焼肉ライスだが、隣の客が食べていた焼きそばも実においしそうだ。
「お待たせしました」と５分くらいで直丼。
背脂が浮いた醤油スープに細麺が泳ぎ、具材はチャーシュー、メンマ、ナルトにネギ、ほうれん草。オーソドックスな中華そばの面持ちだが、見ただけで美味しいのは分かる。
まずはスープ。
醤油風味濃い口の旨味たっぷりのスープ。少しだけ入っている背脂がコクや甘みを演出。美味しい！
麺はウェーブかかった細麺。パツパツぽくぽくな食感が実にいいカンジ。好きなタイプ。ボリューミーで麺量も1.5玉以上はありそう。
大きくはないけど厚めのチャーシューは肉質しっかりで、肉の旨味十分。
脇役の味が染みたメンマ、ナルト、ホウレン草もいい。
想像以上の自分好みの味わいで箸が進む。
途中、額から汗が噴き出し、ハンカチでふいていると、さりげなく奥様が小型扇風機を向けてくれ感謝。こういう心遣いが嬉しいね。
後半、２食目ということで腹が膨れるも、スープも完飲し、フィニッシュ。
これで580円。
やっぱり好きだわ山田屋。
【山田屋】
電話：03-3376-6382
住所：東京都新宿区西新宿4-35-19 1F
営業時間：【月～土】11:00～14;00
定休日：日曜・祝日
◎食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131807/13058711/
