【東京・春日にある町中華「ラッキー飯店」】店主がん再発で57年の歴史に幕 夫婦二人三脚の町中華 最後の一日に密着

【東京・春日にある町中華「ラッキー飯店」】店主がん再発で57年の歴史に幕 夫婦二人三脚の町中華 最後の一日に密着

■店主がん再発で閉店「これ以上は…」

 東京・春日にある町中華「ラッキー飯店」。行列の絶えない人気店にもかかわらず、この日をもって閉店する理由は…。

義和さん
「(がんの)再発ということで。やりながら『気持ち悪い』と言っていられないので、それでやめることにしました」

 去年、治療したすい臓がんの再発です。1度は懸命なリハビリで復帰を果たした大将でしたが、今回はすぐにでも強い抗がん剤の治療が必要となりました。

昌美さん
「相談して、これ以上無理することはないということで。長く来てくれている客がいっぱいいるので、苦しい思いはありますけど」

 子どもも跡を継がなかったため、守られてきた味は途絶えることになりました。

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