阿佐ヶ谷発!地元で愛される名町中華『光陽軒』の角切り肉ゴロゴロ「スブタライス」は最高の男飯❣

阿佐ヶ谷発!地元で愛される名町中華『光陽軒』の角切り肉ゴロゴロ「スブタライス」は最高の男飯❣

◆【光陽軒】の詳しいレビューとお店のデータはこちら(^^)/

【光陽軒】
スブタライス 700円
杉並区 阿佐ヶ谷北 町中華

めったにメディアに出ない地元の常連客達に愛される人気町中華。そんな店が阿佐ヶ谷にある。
JR阿佐ヶ谷駅北口から徒歩5分くらい。飲み屋が立ち並ぶスターロード商店街を抜けた北仲通り商栄会という住宅地にあるシブイ外観の『光陽軒』。
オープン50年以上のまさに昭和のド町中華で、たまたま他の店を調べている時に偶然見つけた店だ。
サイトにアップされていた様々な具材で彩られた五目焼きそばが実に美味しそうだったのだが、それ以上に目を引いたのが、オムライスでも中華丼でもない、平皿に盛られたライスに豚肉やタマネギがゴロゴロ入った餡がかけられたカレーライス風の一品。
色合いからカレーではなさそう。これはいったい…とメニューの写真を見て発見したのが、「スブタライス」の文字。
これか❣
といういきさつで足は阿佐ヶ谷へ。
小雨が降る中、てくてくと歩いて開店時間である午前11時半の5~6分前に到着すると、すでに暖簾がかけてある。
おそるおそる中に入ると、すでに3人の客がカウンターに着席。
70代オーバーとみられるも精気溢れるご主人と、愛想のいい奥様に迎えられ、空いた席へ。カウンター6、2人掛けテーブル2つのいささか窮屈で昭和な店内。テレビやラジオなどなく、ご主人が振る中華鍋の音がBGMだ。
メニューを改めて、スブタライスの大盛りで注文。
他の客の注文をこなしながら奥様が冷蔵庫からバカデカいブロック肉を取り出し切り分けていく。酢豚用の肉。
それをご主人が中華鍋で調理していく。
まずはスープが到着。
なんと麺が入ったミニラーメン。
しっかり動物系出汁がきいた醤油スープも、ユルユルの超柔らか麺でびっくり。
予想していなかったので驚くも、ふた口でなくなる麺といい、お澄ましのにゅうめんのような立ち位置か。これはこれでオツ。
そしてスブタライス到着。
ライス型で模られたライスに、豚肉、タマネギ、ピーマン、カマボコがゴロゴロ入ったたっぷりの酢豚餡。迫力のビジュアル。
早速、スプーンで具材と米をすくって口の中に。
ゴロっと角切り豚肉が弾力もありつつ柔らかで、タマネギがシャキッ。それをまとめる甘酢餡。クドくない甘酸っぱさがちょうどいい。
旨い❢
かなりのボリュームも、カマボコやピーマン、タマネギの食感の違いがアクセントになって楽しく食べ進められる。そのまま餡の味が付いたご飯を一緒に食べられるのがいい。
定食じゃなく、酢豚をこんな風にご飯とカップリングするなんて。
ガツガツ食える男飯。
肉の多さも申し分なし。
あっという間にたいらげると、いつも間にか店内は満席で、常連さんらが、店主と奥様と楽し気に会話している。
お会計すると700円。大盛りでも値段が一緒? それとももともと大盛なのか?
ご主人と奥様に丁寧に送られて気持ち良く店を出る。
あまり知られていないけど、常連さんたちに愛され続ける地元に根差した名店はここに存在した。

【光陽軒】
電話:03-3339-6939
住所:東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-17-3
営業時間:11:30~19:00
定休日:火曜・水曜
◎食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131905/13062430/

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